IIJ mioのLTE/3G SIMを買ってみた

久しぶりの更新。どうも皆様こんばんは、なぽさんです。
すまんね、今までネタが無かったんだ。というかあったんだけどいろいろちょっとあって書けなかったんだ。暇が無かったんじゃない。ちょいと精神的にキてたので余裕がなかったのよ。

というわけで、タイトルの通り、IIJのSIMを導入してみた。
今までb-mobileの1GB定額を使っていたのだけど、月額で見るとこっちの方が安いし、LTE対応ということで将来性もあるということからこっちに乗り換えてみよう、ということで乗り換えたのである。
乗り換えたのだいぶ前なんだけどね。ちょっと書けなかったよ。
IIJ mio 高速モバイル/Dのサービス自体についてはこちらを参照されたい。

契約はIIJ mioの公式サイトからのみ可能。b-mobileのようにSIMを家電量販店で売っているわけではないことに注意されたい。
今回契約したのはファミリーシェア1GBプラン。月額2980円。初期費用3150円。
中身としてはb-mobile1GB定額と似た様なものだが、少し違うのは1GB使い切っても128kbpsでの通信が可能と言うことと、追加で100MB分のフルスピード通信を通信量を525円で追加できるということ。万が一使い切ってしまっても安心である。
これをチョイスした理由は今までと同じ感覚で使いたかったというのが一つ。もう一つはいずれはタブレット類の導入も考えているので、その際にSIM3枚なら便利だろうなーと考えていたのも一つ。PS Vita購入の暁にはこれ入れてやろうと考えてたりもする。

さて、契約した際にはこんな感じのものが届く。

この丸い紙のやつの中にSIMが入ってる。
SIM3枚なのでこれが3つ。今回は今のOptimus 2Xが普通のSIMということで標準SIMを1枚、残り2枚は今後のことを考えてmicroSIMにしてみた。もっとも次のiPhoneがnanoSIMとかいうのになるらしいのでどうしたもんかと悩んでもいる。この先主要なスマホがnanoSIMに追従したら俺泣くぞ。

中身はこんな感じ。この紙にAPNの設定アドレスの類が書いてある。

docomoのMVNOなのでSIMは当然docomoである。b-mobileの時はfomaカードだったけど、LTEになって変わったようだ。

さて、まずは数字上の通信速度はいかがなものか。さぁ試してみようじゃないか。
いつものごとく端末はOptimus 2X。測定場所は新宿区某所。LTE対応端末では無いのでHSPA/3Gでの測定になってしまうことはあらかじめご了承願いたい。LTE SIMなのにLTEの通信やらないでどうするんだという話ではあるのは重々承知なのだが、こちとら金欠なのでLTE端末買うお金が無いの。皆さんのアクセスとクリックが俺にLTE通信のテストも可能とします。お願いします←
というわけでベンチマーク結果はこちら。

もうベンチマークからして圧倒的よね。
以前の記事で使用したb-mobile1GB定額の通信ベンチマークはこちら

とにかく通信速度の下限に圧倒的に差が出る。また、pingが極めて安定しているのも大きい。
ただしアップロードの速度はやや遅め。もっとも、モバイルでの運用ではあまりアップロードは使うことも無いので気にする範囲でも無いと思われる。
今回は深夜でないにせよ、夜の計測なので、昼間の秋葉原などで一度計測テストをして、その上で結果を追記することにしたい。

続いて、実際の使用感。
こちらも圧倒的に安定性を感じる結果となる。最高速の体感はあまり変わらないものの、昼間でも速度低下をあまり感じない。また、つながりにくいこともほとんど無い。また、数字上のアップロード速度は遅く感じるものの、twitpicなどを使用する場合において、そこまで遅いと感じることは無い。
現在、b-mobileからもLTE対応SIMは発売されているが、3G通信の通信品質が以前から変わっていないのなら、断然こちらをおすすめしたい。初期費用こそかかるが、通信の安定性の面においてb-mobileに対し圧倒的優位を持っていると言える。

なお、3G/HSPA/LTEのフルスピードが常に必要なわけでは無い、という方にはミニマムスタート128プランというものも存在するので検討されてはいかがだろうか。初期費用3150円、月額945円で128kbps通信が使用可能だ。128kbpsでの通信には通信量の上限はないようである。こちらも1GBプラン同様に525円で100MB分のフルスピードクーポンを購入できる。通信量次第でどちらを選ぶか考えるとよいと思われる。

データ通信のみでいい場合には非常によい選択肢だと思う。皆様一度検討されてはいかがだろうか。